椅子に座ってできるシニア体操

医者に運動を勧められたが何をしていいのかわからない、ジムに通うのはキツイ、できればラクに続けたい、寝たきり予防をしたい。そんな方向けの体操をお伝えしています。

身体的キズと、そのフォロー

過去に別のブログに書いたものです。

↓↓↓

突然ですが、まずはこの写真を。

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ひっかき傷が見えますか?


さて問題です。
これは誰にやられたでしょうか。

①猫
②きょうだいげんか
③お客様

どれも有り得ないですけどね。

正解は、





(;゚д゚)



たまたま伸びた爪が引っかかったわけではないのが、わかりますか??

わかりますよね!
まぁまぁ痛いです!


「今日で辞めます」やなくて
「今、帰ります、辞めます」って

本気で思った。

身体的なものはこれだけですが、
精神的にはこれ以上。

いくら「病気(症状)」であるとはいえ、
私だって心を持つ人間なんで。

堪えられないことを
どーこー言われたくない。

いや、言われてもいい。
天使とかマリア様じゃないし、
この際、どう思われてもいい。


嬉しい言葉や出来事もあるよ。
嬉しくて涙することもあるのよ。

でも、それらはどうやったって、
苦痛を上回ってはくれない。


仕事(ビジネス)は、
誰かに必要とされなければ成り立たないが、
こーゆー形の必要さではない、私は。

ニュースで、命を絶ってしまう酷い事件にまで発展したケースが報道され、
被害者側につく人と、
加害者側に同情する人もいるが、

はっきり言って
命を絶ってしまうほどではないが、
ひっかく手を縛りたい、

うろちょろしすぎる人を紐で繋いでおきたい、
力加減なしで介助したいと
思ってしまうほどの苛立ちを感じてしまった。

その仕事は、


介護職。


私はインストラクターとしてデイサービス勤務の経験はあるが、介護予防を強く謳う前に、一回身体介護の経験もしたいと思っていた。

それは、
「ほらね!だから介護にならないようにしなくちゃ!」という証拠集めかもしれない。

でも何が起こるかわからないので、
身内のオムツ交換はできるようになりたいとも思っていた。

なので、初任者研修を修了し、
介護職に就いてみた。

あくまでも経験することが目的で、
私はやっぱり会社員は無理なので(笑)
半年~長くても一年のつもりだった。

が、


半年なんて無理。
今日までで十分。


これについては施設のトップは

「みんなが乗り越えてきたところなんだ、だから頑張って」

と。
言わんとしてることはわかるが、
「みんながこうだから」と諭すのはどうだろう。
他のフォローはないものだろうか。

そう、傷を付けられたショックより、
「みんな乗り越えたんだから」がきつかったなぁ、私には。

「それは辛かったね」の一言が欲しかったんだと思う。