椅子に座ってできるシニア体操

医者に運動を勧められたが何をしていいのかわからない、ジムに通うのはキツイ、できればラクに続けたい、寝たきり予防をしたい。そんな方向けの体操をお伝えしています。

ホームヘルパーは資格が必要なのか

訪問ヘルパー(ホームヘルパー、在宅ケア)も行っています 介護予防インストラクターの三宅麻紀です。 

ヘルパーの仕事をするには、
介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)の資格が必要です。

平日15日くらいのスクーリング、その他にレポートと最終日には筆記試験を経て、その資格を取りました。
介護業界では、ファーストステップとなる資格です。もちろん全国で通用します。


もうひとつ、私は「介護予防運動指導員」という資格を持っていて、こちらは丸4日の講座と試験。介護業界では似たような名前の資格があったり、そもそも「予防」はまだまだ遅れている(と思っている)ので、「?」という顔をされたことも数知れず。
「運動?作業療法士じゃないもんね?」って。

ヘルパーの資格と
介護予防運動の資格を比較すると

ヘルパーの方が、国家資格ではないけど
採用条件に必須となるくらいのレベル。
そして誰でも受講可能。

介護予防運動は、知られておらず
私が取ったのは「東京都健康長寿医療センター」のもので、資格証もあるし、
受講資格という枠がある。
つまり、誰でも受けられるものではない。

資格を取るためのハードルは予防運動の方が高いが(費用も)、生かせる範囲は圧倒的にヘルパーの方です。

私は介護予防運動の勉強と仕事をしてから、
ヘルパーの勉強と仕事をしたからかも?やけど

ヘルパーの仕事をするのに、
こんな資格はいるのか??
と思うことが増えてきた。

もちろん弱ったり固まったりした要介護者の身体を触るので、仕事をするにあたって絶対絶対研修などは必要やけど!!

医療に関わることはできないので、
ぶっちゃけヘルパーの技術をどんどん広めて
家族が出来るようになった方がいいんやないかと。

仕事とかでできないからヘルパーに頼んでる?

うん、それはそれでいいんやけど、

ベッドから起こすとき、
車椅子に移ってもらうとき、
オムツやパット交換の仕方など、

力に頼らずにできることを
家族に伝えておけば、
できるときはやっとく。でいいと思う。

それを学んだ上でヘルパー頼むのはいいけど

もうこれからは
そんな線引きしとられへんのんちゃうか?

興味のある人は、
自分の家族限定でオムツ交換できるように
ヘルパーが講習会を開いていくとか。

他人にするならやっぱり身体的なことなので、
そこは有資格者に任せるとしてね。

要支援が切り離しになっています。
地域により差はありますが。
東京のある地域は昨年から(施設の売上に影響出ましたねー)、神戸は来春からです。

国の決まりで左右され、
それに文句言っても始まりません。

もっとその先、根本的なところ見ないと
人生を国に任せることになるし、
介護の仕事をしたことがない人に文句言っても仕方ない。

身内のおじいちゃんおばあちゃんの
オムツ交換くらいは、
できるようにしたい、と思う人が増えるといいな。

私は将来自分の親が
そもそも介護を受けないように気を付けてますが、物事絶対なんてないので、

万が一のときは、私がやります。

将来パートナーとなる親御さんの分もね!