介護業界を見てのヒトリゴト
20代でのダンサー経験から、
・自分の身体は自分で作る
・ケガした身体を治すのも自分
・ケガしない身体を作るのも自分
を痛感し、介護予防業界に足を踏み入れると
思いの外、高齢者と接するのが楽しく、
信頼を得たり、仲良くなるのが早い(自画自賛)。
これは天職だ!と思った。
とりあえず(今どき)肩書きがモノを言う業界なので、「介護」の世界のファーストステップとも言える資格を取得。
次の資格を取る受験資格の条件が、いつの間にかほぼ揃いだしていた。あれ、私、国家資格取れるかも(もちろん受かれば)。
でもあくまでも私が力を入れたいのは、介護予防。現在も介護業界に半身突っ込んでいると、「この世界にはいられない」と正直思うことがあまりにも多すぎる。
もしかして私、スモーキングエリアに入って「煙草は体に毒だから止めましょう」と言おうとしているようなものなのかなぁ。
介護業界で自立支援を掲げて、とか言ってるから、つい期待しちゃうんだ。掲げるならなんでお客さんの言いなりなんだろう。
なぜ糖尿病とわかっていて、肉と白米ばかり食べる人に食事管理をつけようとしないのだろう。
不眠症故に精神的にも追い込まれている人を、なぜ日光を浴びるよう10分でも連れ出さないんだろう。
本人が望まないから?
まず、説明しましたか?
説明しても拒むなら、ただのお手伝いさん。
なるべく介護度が軽くなるようにしたいと思わない?
思わないっか。
という現状を見続けて、
実は国家資格の受験資格を満たせそうなんだけど、「私にそれ必要?」とも思えてきた今日この頃。
国家資格は持っといた方がいいという意見もあるだろうけど、私個人的には「欲しけりゃ取る」でしかない。
「介護業界」はさっさと諦めて、今のところ介護とは縁のない人々がこの先もずっと、だけを目指していこうかな。